本当に時が経つのは早いもので、子どもたちが全員卒室となりました。3人は2年間、２人は１年間通ってくれたお子さんです。

最終の日も、いつもと同じように過ごしました。砂ぼこりにまみれて遊び、最後のご飯をもりもり食べ、ぐっすりお昼寝。お喋りに花を咲かせておやつを食べ、１人ずつお迎えが来て…。ああ、こうやって、もうすぐ終わるんだな、と。でも、最後のお子さんのお迎えのときに、なんと皆さんが外で待っていてくださって。子どもたちの可愛い手に一輪ずつ花が…。

一生懸命やっているつもりでも、ほんとはもっともっとやれることがあって、やらなくてはいけないこともあって。ここへ通ったことを、「よかった」と言ってくださるのが何より嬉しく、でも、少し申し訳ない気持ちもあるのです。利用者の皆さんにもお伝えしましたが、この思いを、次年度以降の保育にいかしていこうと、強く思いました。

子どもの成長にこんなにも寄り添える「家庭的保育」って、ほんとうにいいですね。